【プレミア12】高橋宏斗が代表初先発へ気合十分「世界一を取るんだという戦いを見せたい」
国際大会「第3回プレミア12」で連覇を狙う野球日本代表「侍ジャパン」は7日、休養日ながらも一部選手がバンテリンドームで個別に調整。9日のチェコとの強化試合で先発する高橋宏斗投手(22=中日)はマウンドから33球を投げ込んだ。 登板2日前にピッチングを行うのはシーズン中のルーティン通り。直球だけでなくカットボールやカーブなどの変化球も交えながら精力的に汗を流し、「かなりいい状態で投げられました。宮崎でも本当にいい調整ができていたので、9日もいい状態でマウンドに上がれるかなと思う」と手応えを口にする。 10月29日からの宮崎合宿を終え、本拠地のマウンドへ帰還。「ただいまって感じです。名古屋に戻ってきてホッとしている気持ちもある。体調は万全です。シーズン序盤ぐらいの気持ちの入り方、体の状態かなと。疲れはかなり抜けて100%に近いと思います」と胸を叩いた。 昨年3月の第5回WBCでは最年少で日本代表に選出され、優勝に貢献。ただ、全て救援登板で、9日のチェコ戦が代表初先発となる。「緊張もすると思うけど、本戦始まってからいい形で投げられるように、しっかりと気合を入れていきたい。まずはプレミア12の大会に向け、世界一を取るんだっていう戦いを見せたい」と意気込んだ。
東スポWEB