1年5カ月ぶりの再起戦が決まった浜崎朱加

　RIZINの2024年最初の大会となる「RIZIN LANDMARK 8 in SAGA」（2月24日、佐賀・SAGAアリーナ）の追加カード発表会見が1月18日、都内で行われた。 　前RIZIN女子スーパーアトム級王者の浜崎朱加（AACC）がクレア・ロペス（フランス／Great Britain Top Team）を相手に2022年9月のパク・シウ戦以来、1年5カ月ぶりの再起戦に臨むことが発表された。 　浜崎は2018年5月にRIZINに参戦以降、2019年の大晦日にハム・ソヒに1-2の判定で敗れた以外は盤石の強さを見せていたのだが、2021年の大晦日にノンタイトル戦で伊澤星花にTKO負け。ダイレクトリマッチとなった翌年4月の対戦でも判定負けを喫し2連敗。7月にジェシカ・アギラーに勝利を収め再起を遂げたが、9月のシウ戦では試合中に左腕を骨折したこともあり判定負けを喫した。以降、ケガの治療もあり試合から遠ざかっていた。 　ロペスはRIZIN初参戦となった昨年4月の「RIZIN LANDMARK 5」で浜崎の盟友でもあるRENAと対戦。ヒザ十字固めで一本勝ちを収めた。RENAにとってはMMAに転向後、初のタップだった。そして2戦目となった7月の「超RIZIN.2」では伊澤星花の持つ女子スーパーアトム級王座へ挑戦するもフロントチョークで一本負けを喫し、王座戴冠とはならなかった。

一本、KOでの勝利に意欲を見せた浜崎

　会見で浜崎は「ただ休んでいただけではなく、しっかり技術も上げてきた。今回、しっかりフィニッシュして、いい2024年の幕開けができるように頑張る」と一本、KOでの勝利に意欲を見せた。今回はRIZIN参戦後、初のケージでの試合となるのだが「リングとケージで戦い方を変えるという意識はしたことがないんですが、外に出ない分、戦いやすいのかなというイメージがあります」と特に問題はなし。 　試合がなかった期間については「去年末くらいから出稽古に行き始めて、今まで知らなかったことや技術なども取り入れることができたので技術的には上がっていると思うんですが、1年半、試合が開くのは初めてなので、そこの不安はある」と語った。出稽古先については「主にJTTに行かせてもらっている。フルケージがあるので、そこで藤野選手や杉山選手やいろいろな選手とシチュエーションスパーとか技術練習を。藤野さんの旦那さんの津田選手にいろいろ教えてもらったりしている」とJAPAN TOP TEAM（ジャパントップチーム）に出向いていることを明かした。