【広島】森下暢仁、宇草孔基の同期コンビが投打で活躍 20日の本拠・巨人戦に続く援護弾に森下「また打ってもらいたい」
◆JERAセ・リーグ 中日4―6広島(27日・バンテリンD) 頼もしい同期の一発に、森下はベンチ前で万歳した。2回1死一塁、同じ1997年生まれの5年目・宇草が右越え先制3号2ラン。右肘の張りから復帰2戦目で今季初勝利した20日の本拠・巨人戦に続く援護弾だ。これが決勝点となった。右腕自身は7回1失点の好投で2勝目を挙げ「(宇草は)基本的に打つので、また打ってもらいたい」と早速、次戦以降へ、おねだりした。 移動日の26日、石原を加えた同期3人で集まり、野球談義をした。「勝とうという話をして、暢仁に勝ちを付けられて良かった」と喜んだ宇草は直近5戦3発でチーム単独トップ。1軍出場がなかった昨季のうっぷんを晴らす大暴れだ。 16日のDeNA戦(マツダ)で2年ぶり安打と打点をマークした宇草は翌17日、一足早く27歳の誕生日を迎えた。「石原選手は格好いいゴルフシューズをくれた。暢仁からはもらっていないので、おねだりします」。同期コンビが勝率5割復帰に導いた。(畑中 祐司)
報知新聞社