出た!4億の高額当選 「ハロウィンジャンボ」 津山京町チャンスセンター/岡山・津山市
先月25日に抽選が行われた「ハロウィンジャンボ宝くじ」で、津山京町チャンスセンター(岡山県津山市京町)から、1等3億円と後賞1億円の計4億円の高額当選が出た。全国で7本出た1等のうち6本は東京などの関東圏で、それ以外は津山京町が唯一。「非常に珍しいケース」と関係者も驚いている。
1等の当選番号は24組111980番、後賞が24組111981番だった。津山京町チャンスセンターは、旧出雲街道沿いにある小さな売り場。40年近い歴史があるといい、過去にも高額当選で知られ、2015年にはグリーンジャンボ宝くじで1等・前賞の計5億円が出ている。
今回のハロウィンジャンボ1等は東京都で5本、栃木県で1本。もう1本が関東から遠く離れた津山京町だった。市民からは「これを引き当てた人はとてつもない強運だ」との声が聞かれた。店舗に掲示された貼り紙には「祝 大当り4億円」の文字が躍る。
県内のチャンスセンターでは、一昨年に岡山駅前チャンスセンター(岡山市)でドリームジャンボ1等・後賞の計4億円が出たのを皮切りに、億超えの高額当選が毎年続出。県北にもその波が到来し、昨年7月に真庭市惣の久世ゆめタウンチャンスセンターでロト7の1等10億円が出たのは記憶に新しい。河辺の津山イオンチャンスセンターでも今年3月、バレンタインジャンボミニの1等・前後賞計3000万円が出ている。
県内各店舗責任者の川西正之さんは「今回、関東以西では津山京町だけだったので、とても驚いた。森の芸術祭で県北が盛り上がる中、こちらも大きな話題。次の幸運をつかむのはあなたかも」と話す。
20日から年末ジャンボ宝くじの販売が始まり、多くの人でにぎわいそうだ。
津山朝日新聞社