尿を用いて栄養状態を90秒で測定できるサービス「Vivoo(ビブー)」 大塚製薬がビボセンス社と共同で開始
使い方の推奨としては、起床後最初の尿か2回目の尿を使用する。テストを行う頻度は週1回。同じ時間帯でテストを受け、過去の自分と今の自分を客観的に比較することもできる。 生理中でも利用可能。赤血球の数が多いと結果に影響を与える可能性があるため、出始めの尿ではなく、中間尿を用いることが推奨される。 飲酒後のテストは、結果に影響を与える可能性があるため推奨されていない。 正確性は、人工的に作った尿を用いて画像処理精度(色識別)を検証する試験を2618回実施したところ、2292回(87%)で正しい測定結果と完全に一致した。 正しい測定結果±1の差を許容範囲とすると一致率は2608回(99%以上)となった。 販売チャネルは、大塚製薬の公式通販「オオツカ・プラスワン」。都度購入で4本入り税込み2600円。都度購入よりも割安な定期お届け便も用意している。 ビボセンス社は2017年に設立。米国、カナダ、英国、豪州をはじめ100か国以上で「ビブー」を展開し25万人のユーザーを抱える。 ビボセンス社のミライ・タイフンCEOは「世界の人々の健康に貢献する革新的な製品を創造するという企業理念を掲げトータルヘルスケアのリーディングカンパニーである大塚製薬とパートナーシップを結べることを嬉しく思っている」と述べ、日本での展開に期待を寄せる 大塚製薬は「ポカリスエット」や「カロリーメイト」などを展開するNC事業とのシナジーを見込む。