秋田市内の6河川、県内初「特定都市河川」に指定へ 河川改修など水害対策を加速
秋田テレビ
秋田市を流れる6つの河川が、秋田県内で初めて「特定都市河川」に指定されることが決まった。 2023年7月の記録的大雨により、秋田市では6000棟を超える住宅が浸水するなど甚大な被害が出た。 これを受け、県は、秋田運河として利用されている旧雄物川、旭川、太平川、猿田川、草生津川、新城川の6つの河川を8日付で、県内で初めて「特定都市河川」に指定する。 指定されると、河川改修や下水の整備などの水害対策で国の補助を受けやすくなる。 また、周辺の土地で宅地や田畑の整備など雨水が地中に染み込みにくくなる開発を行う際、秋田市長の許可が必要となるほか、雨水をためる施設の整備が義務付けられる。 県は、12月にも市と共同で「流域水害対策協議会」を設置し、ハード・ソフト両面で水害対策を進めることにしている。
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