【新潟8強・21日展望】日本文理は打線に勢いのある新潟産大附属と対戦 勢いに乗る佐渡は中越に挑む
夏の高校野球新潟大会は21日に準々決勝2試合が行われる。20日には、帝京長岡と新発田南がともに投手戦を制してベスト4進出を決めた。 21日は第2シードの日本文理が新潟産大附属と対戦。昨夏準優勝の中越は第3シードの関根学園を破って勢いに乗る佐渡と対戦する。 【勝ち上がり表】帝京長岡の茨木佑太が2安打完封でベスト4へ 新発田南の小林佑も3安打1失点の好投で公立対決制す
【日本文理ー新潟産大附属】産大附属の打線に勢い 文理投手陣攻略なるか
第2シードの日本文理に挑むのは、六日町・新潟明訓・村上桜ヶ丘の実力校相手に完勝した新潟産大附属。8強で唯一3試合二桁安打を記録した打線は、好機でつながり、明訓戦と村上桜ヶ丘戦では1イニングに7得点のビッグイニングを作った。一気に畳みかける攻撃陣を今大会わずか1失点の文理投手陣がどう抑えるかがポイントになる。 一方の文理打線も好調。3試合で平均打率は4割を超え、本塁打も2本出るなど、長打も兼ね備えていて、この夏も打の文理は健在だ。産大附属はエース宮田を4回戦で温存していて、宮田がどこまで文理打線を抑えることができるか。点の取り合いになることも予想される。
【中越ー佐渡】第3シード撃破の勢いで昨夏準Vに挑む
第3シード関根学園にサヨナラ勝ちした佐渡が勢いそのままに昨夏準優勝の中越に挑む。佐渡はここまでの3試合すべて風間・児玉の継投で勝ち上がってきた。関根学園戦では、失点しても複数得点を与えず、粘りの投球を見せた。中越戦でも関根学園戦同様に先制してリードを奪い、終盤勝負に持ち込みたい。 今大会ノーシードで挑んでいる中越は加茂暁星・糸魚川の好投手を打ち崩してきた。チーム打率は4割に迫る。特に4番樋口・8番高橋は6割を超えている。また、エース高橋は3試合すべてに先発し、3回戦では完投。試合の入りで佐渡に勢いづかせない投球を見せることができるかが注目だ。
【準々決勝】 《21日・ハードオフエコスタジアム》 日本文理ー新潟産大附属 中越ー佐渡