【阪神】大山がFA権行使「慎重に時間をかけて考えさせていただきたい」坂本は行使せず残留
阪神は、今季国内フリーエージェント(FA)権を取得した大山悠輔内野手(29)が、FA権を行使する意向を表明し、書類を提出したことを発表した。 大山は、球団を通じて「プロ野球選手として初めて、他球団からの評価を聞く機会を得られましたので、権を行使させていただくことにしました。野球人生において、すごく大きな決断のタイミングだと思うので、慎重に時間をかけて考えさせていただきたいと思います」とコメント。 白鴎大から2016年ドラフト1位で入団。昨季は〝不動の4番〟として全試合出場を果たし、チームを日本一に導くとともに、4割3厘で最高出塁率のタイトルを手にした。昨オフには複数年契約を断り、2億8000万円(推定)で単年契約を結んでいた。今季は6月には二軍調整も経験し、130試合で打率2割5分9厘、14本塁打、68打点。FA宣言選手は14日に公示され、他球団との交渉は15日から解禁となる。 一方、同様に今季国内FA権を取得した坂本誠志郎捕手(31)については権利を行使せず残留することを発表。11月上旬には、「ドラフトでタイガースに縁があって入って、いろんな恩もありますし。いろいろ考えるのも僕の野球人生。いっぱい考えて悩んでいるところです」と話していた坂本。熟考を重ね、来季も虎の扇の要としてプレーすることを決断した。
東スポWEB