中国、軍需企業幹部の資格抹消 人民政治協商会議、汚職関与か
【北京共同】中国の国政助言機関、人民政治協商会議（政協）は27日、中国国有の宇宙開発企業、中国航天科技集団の呉燕生会長ら軍需関連企業の幹部3人の政協委員資格を取り消すことを決めた。国営通信新華社が伝えた。 28日付の香港紙は消息筋の話として、3人が核ミサイル部隊を管轄するロケット軍の汚職疑惑に巻き込まれた可能性があると伝えた。ほか2人は国有企業、中国兵器工業集団の劉石泉会長と中国航天科工集団の王長青副総経理。10月に解任された李尚福前国防相も同様の疑惑が取り沙汰されている。 香港紙によると、航天科技集団と航天科工集団は中国のミサイル開発を担う主力企業。
