梅雨前線北上 本州も今週末には本格的な雨のシーズンへ 梅雨入り早々大雨のおそれも
7月にかけて 梅雨空続く 気温も高く不快な暑さ
27日(木)以降も、九州から東北では梅雨空が続くでしょう。梅雨前線の活動が活発になると、たびたび大雨になることが考えられます。 最新の気象情報をこまめにチェックしてください。 今年は雨の降る日でも気温が高く、最高気温が30℃くらいまで上がる所がもあるでしょう。湿度も高いため、かなり不快な暑さになりそうです。熱中症などの健康管理や食品の管理には十分ご注意ください。 また、洗濯物が乾きにくい日が続きます。室内ではエアコンの除湿機能を使ったり、浴室乾燥を活用したり、サーキュレーターや扇風機で風を送ったり、工夫をしてみましょう。
熱中症予防のポイント
梅雨に入ると湿度がさらに高くなり、汗が蒸発しにくくなります。熱中症にかかるリスクが高まるため、予防をするには以下のことを意識してみましょう。 ①日頃から体調管理を心がけましょう。朝など時間を決めて、毎日体温を測定したり、健康状態をチェックしたりすることにより、体調の変化に気づくことができます。 ②できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。 ③暑さを我慢せず、エアコンを使って室内の温度を適度に下げましょう。室内に温度計を置き、室温を確認しながら調節するとよいでしょう。特に、換気を行う場合はこまめに再設定してください。もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。
日本気象協会 本社 岡本 朋子