北陸新幹線福井・敦賀開業! 横浜の駅弁業者が、福井の駅弁を作った理由
【おしながき】 ・白飯(いちほまれ) ・さばの醤油干し ・ボルガライス風チキンカツ ふわふわ玉子添え ・九頭竜まいたけと三浦産芽ひじきと人参と油揚げの炒め煮 ・菜の花と油揚げの胡麻和え ・昔ながらのシウマイ(2個) ・筍煮 ・大根の漬物 ・羽二重あんころ餅
最大の特徴は、ご飯に福井が誇るブランド米「いちほまれ」が使われていること。通常の崎陽軒の弁当には、独自のブレンド米が使われていますが、「いちほまれ」は“冷めてもおいしい”ことが採用の決め手となったと言います。確かにふっくらと炊きあげられたご飯の味わいが楽しく、おかずにも、鯖街道の起点・若狭小浜の特産であるさばの醤油干し、越前市発祥のボルガライスをイメージしたチキンカツが入るなど、福井の味が満載です。
3月16日の開業当日、私も北陸新幹線「かがやき」で東京~敦賀間3時間8分の旅を楽しんでみました。とくに福井駅・敦賀駅のお祭りのような賑わいに、地元の皆さんが新幹線を待ち焦がれていた様子が伺えました。今回の開業に際し、横浜駅弁・崎陽軒では、北陸の駅弁業者5社ともコラボレーションを行っており、16日には、こちらの記念弁当も発売されました。いったい、どんな弁当が登場したのか、追ってご紹介してまいります。
ライター望月の駅弁膝栗毛 「駅弁」食べ歩き15年の放送作家が「1日1駅弁」ひたすら紹介! 著者:望月崇史昭和50(1975)年、静岡県生まれ。早稲田大学在学中から、放送作家に。ラジオ番組をきっかけに始めた全国の駅弁食べ歩きは15年以上、およそ5000個!放送の合間に、ひたすら鉄道に乗り、駅弁を食して温泉に入る生活を送る。ニッポン放送「ライター望月の駅弁膝栗毛」における1日1駅弁のウェブサイト連載をはじめ、「鉄道のある旅」をテーマとした記事の連載を行っている。日本旅のペンクラブ理事。 駅弁ブログ・ライター望月の駅弁いい気分 https://ameblo.jp/ekiben-e-kibun/