「俺の読みと野球観をしっかり伝えながら」「痛いのを我慢してよくここまで」阪神に快勝、ソフトバンク小久保監督の一問一答
◆オープン戦・ソフトバンク4―0阪神(20日、ペイペイドーム) ソフトバンクは阪神に完封リレーで勝利を納めた。先発東浜は7回途中無失点の好投を見せ、栗原はオープン戦2号ソロを含む2安打2打点の活躍だった。試合後、小久保監督の主な一問一答は以下の通り。 ■【写真】「えーっ!ラブラブですやん」柳田が夫人と2ショット ―以前は2番ウォーカーはないかもと言っていた。 「昨日ヘッドとバッティングコーチとも話しながら、左のときの2番ウォーカーおもろいかもな、って。で、今日そうしました」 ―シーズン中、起用する可能性はある? 「ありかなとは思っていますけど。まあ、どっちにしても、あまり初回(走者が)出てバントとは考えていないので、ウォーカーでもいいかなということで。今日はしましたけどね」 ―序盤からいい形も出た。 「そこがいい形になったかは分からないですけど。でも、今日はやっぱり栗原が進塁打を打ちにいったヒットと、三森がしっかりセーフティー(バント)を決めて、(中村)晃が代打での1点かな。ああいう2ストライクに2球で追い込まれてから3ボールまで持っていって打てるという。さすがやなと思いました」 ―中村晃がベンチに控えている強み。 「1年間何があるか分からないので。どんな状況でも常に頭からいける準備はしておいてくれ、という話もしていますし。あとは、ここ一番でしっかり(中村晃を)出せる俺の読みと野球観をしっかり伝えながら、いい準備をしてもらおうとは思っていますけど。そういう話はしています」 ―2番に右打者を挟みたい。 「全然そんなのはないですよ。たまたまそうなっているだけで。栗原の状態が上がってくれば、もう少し選択肢は増えるので」 ―東浜は7回途中無失点。 「言うことないでしょ。今は多分(先発)ローテーションのメンバーの中では一番安定しているというか。大関もいいですけど、何の心配もしていないですよ」 ―イニング途中で交代した。 「今日はあいつ(杉山)をイニング途中でいきたいところだったので。球数的にはもう少しいかせたかったですけど、今日はそっちよりも優先順位が高いのが杉山の回途中(からの登板)だったので。(東浜は)ブルペンで投げてもらいました」 ―杉山は結果的に連続三振。 「杉山はある程度計算できるんで。勝ちパターンということではないですが、十分戦力として評価しています」 ―ヘルナンデスが離脱。 「そうですね。痛いのを我慢して。症状を聞くと、よくあれでここまでやっていたなというくらいですけどね。しっかり彼が帰ってくるまでは踏ん張っておくから、という話で送り出しはしましたけど」 ―左の中継ぎにこだわらず補充する。 「投手は別に、あんまり右対右とか、左対左とかあんまり気にならないんで。長谷川がいるんで。そこにしっかり入ってくれれば、それはいいですし。あとは力のある右投手が抑えてくれればという話なので」
西日本新聞社