リバーレースのブランド「LeLaSa（ルラッサ）」の新ブランドモデルとしてイベントに参加した元・宝塚歌劇団星組娘役のトップスターで、俳優の妃海風

　元宝塚歌劇星組トップ娘役の女優・妃海風が２０日、都内でファクトリーブランド「ＬｅＬａＳａ（ルラッサ）」のトーク＆ライブイベントを行った。 　「レースの女王」と呼ばれる最高級レース「リバーレース」の世界トップメーカー・栄レースの誇る同ブランドとコラボレーション。デザイン、透け感など細部まで打ち合わせを重ね、ピンクのダリアの花言葉「希望」や、白のダリアの花言葉「感謝」をイメージしたコットンストール、スイートピーの花言葉「永遠の喜び」をイメージした観劇バッグをプロデュースした。 　ブランドアンバサダー就任に、妃海は「ブランドのイメージモデルは１つの夢でした。実際に形になった時、想像できない喜びがありました」と感慨深げ。「試行錯誤して話し合い、打ち合わせをしている時間も愛おしく大切な時間でした。ブランドのイメージモデルをやるということは、それだけの熱意がないと、お客さんに商品を手にとってもらえない。この子（＝プロデュースした商品）たちと真剣に向き合ってきたので、自分の発した熱（量）が、いろいろな方にぬくもりとして広がっていけばいいなと思います。これからも自分の思いを大切に、ものづくりや表現を精進していきたい」と誓った。 　今年は５月から３か月間、舞台「千と千尋の神隠し」の英ロンドン公演に出演した。「知識欲と覚悟が身に付いた年になりました。『こういうことを知りたい』『こういうことを成し遂げたい』というビジョンが、明確にできた年になりました。いろいろなことに挑戦して、やったことのない自分を見てみたいと思います」 　現地でさまざまな刺激を受け、帰国後、英会話を習い始めた。「『英語で舞台の作品があるよ』と言われた時、『やりたい！』って手を挙げられる人でありたいと思ったんです。素晴らしいところだったので、４０代、５０代でも立てる自分でいたいなって。それには努力し続けないといけない。それを夢に掲げて、英会話は続けていこうと思っています」。 　この日はプロデュースしたストールをまとい、美しい歌声を披露。松田聖子「風に向かう一輪の花」、宝塚歌劇団「ばらベルサイユ」、Ｓｕｐｅｒｆｌｙ「愛と感謝」を届けた。 　１１月９日に大阪・阪神梅田本店、兵庫・大丸神戸店でポップアップストアの来店イベントを行う。