日産自動車から超高級SUV登場!1000万円超の新型インフィニティQX80とは
日産が手がける高級大型SUVがカッコいい! 【写真を見る】新型インフィニティQX80の内外装(60枚)豪華で快適なインテリアがイイ!
エンジンはV8からV6へ
3月21日、日産自動車のプレミアムブランドであるインフィニティは、新型「QX80」を北米で発表した。 フルサイズの大型SUVである新型QX80は、昨年発表されたQXモノグラフコンセプトを彷彿とさせるデザインを採用。格納式ドアハンドルなどの採用によって空力性能も高める。フロントまわりは特徴的なLEDデイタイムランニングライトと大型のグリルが目をひく。ボディカラーは2トーンも用意。足まわりは22インチの新デザインホイールも選べる。 インテリアは、上質な素材をたっぷり使う。メーターおよびインフォテインメント用に大型液晶パネルを設置。くわえてインパネにもエアコンなどの操作用に、9.0インチの液晶パネルを設けた。メーターの視認性を高めるべく、新しいヘッドアップディスプレイも採用する。ギヤセレクターはスイッチ式に変更された。 ちなみにエアコンシステムは、赤外線センサーを活用した新技術を搭載。搭乗者の体温を測定し、緻密に温度や風量などを制御する。 定員は7人ないしは8人。2列目シートは独立式のキャプテンタイプも選べる。オーディオはクリプシュ(アメリカ)のシステムを装備。標準グレードは14スピーカーだが、上級グレードは24スピーカーにアップグレードされる。遮音材を増やした結果、静粛性は大幅に向上したという。 パワートレインはV型8気筒ガソリンエンジンから、ツインターボを装着したV型6気筒ガソリンエンジンに変更された。組み合わされるオートマチックトランスミッションも7段から9段となった。足まわりには、ベースモデル以外は最新のエアサスペンションシステムを装備。電子制御式アダプティブダンパーによってオンロードの走行性能も高まった。パワーステアリングシステムは電動式としたことで、新たに車線維持機能などを追加。結果、運転支援機能が大幅に拡充した。 新型QX80の日本導入は不明。北米市場のトップグレードは10万ドル、日本円で1500万円を超す可能性もあるそうだ。
文と編集・稲垣邦康(GQ)