元NMB48の グラビアクイーン・本郷柚巴が新境地を開拓「レンズが顔につくん じゃないかってくらい"どアップ"で撮られたの、 生まれて初めてです」
■今年は積極的に舞台にも挑戦中 ――この号が発売される頃にはもう終わってしまっているけど、今年は積極的に舞台にも挑戦しているよね。9月に出演した舞台『あれから』はかなりセリフも多かったんだよね? 本郷 撮影で最初の2日ぐらい稽古に行けなかったんですけど、そしたら台本を持って稽古しているのは私だけみたいな感じになってて、これはヤバイと思って1日でセリフを入れました。 ――セリフってどうやって覚えるの? 本郷 私はほかの人のセリフも含めてボイスレコーダーに吹き込んで、何度も聞き返したりとかしています。あとは前に同じグループだったコに「ちょっと付き合ってくれへん?」ってお願いして電話しながら練習したり。 ――よく覚えられるね。 本郷 私も最初は「こんな量、覚えられへん」って思ってたんですけど、毎日やってると自然に入っていくものなんだなって思います。 ――本番でセリフが飛ぶことってあるの? 本郷 本番ではないんですけど、2月の舞台のゲネプロ(リハーサル)で1回セリフが飛んだことがあって。そのとき、舞台上には3人しかいなかったんですけど、頭が真っ白になっちゃって、「終わった......」って。そのときは3行分くらいセリフが抜けちゃったんですけど、ほかのふたりがつないでくれて、助けられました。 ――映画とかと違って、公演は1回きりだから怖いよね。 本郷 怖いです。たまに台本どおりでなくて、ちょっとニュアンスを変えてセリフを言ったりする方もいるんですよ。その瞬間、「えっ!」って思って、「この次、自分やんな」って周りを恐る恐る見ながらセリフを発することもあります。 ――でも、それだけ緊張感がある分、終わったときの達成感とか感動がすごそう。 本郷 本当にみんなで支え合いながら作っていく感じがすごくあるので、終わってしまうとロスがすごいです。写真を見返したり、みんながSNSにつぶやいてくれたコメントをずっと見ちゃったり。2月の舞台のときはロスから抜け切るまで1ヵ月くらいかかりました。 ――長っ! 本郷 舞台はそれぐらい楽しいのでやめられないですね。