汚れた「L.L.Bean」のトートバッグの洗濯には「固形せっけん」で「こすり洗い」がベスト
♦️シミやほこりなどがたまった「内側」 最後はトートバッグの内側です。見ると、小さなシミや汚れが点々とついています。 うっかりこぼしたアレコレや、ごみ、ほこりなどで、どうしても汚れるんですよね。他人からは見えない場所かもしれませんが、毎日使う自分だってキレイなほうが気持ちいいに決まってます。 まず、内側を洗うにあたって裏返したのですが、キャンバス地ってかたいですね。なかなか力がいりました。裏返したら、ほかと同じように全体を洗い、しっかりすすぎます。 すると、排水溝へ流れる水に、細かいごみや油汚れのようなものが……。タフなバッグなので、仕事に遊びにキャンプにとあちこち連れ回していたのですが、こんなに汚れていたんですね。これまで洗わなくてごめん! ♦️ぬるま湯で10~20分ほど「つけ置き」 最後にダメ押しで、重曹を溶かしたぬるま湯に15分ほどつけました。 この工程、色落ちが不安な場合はやめたほうがよいと思います(メーカーのホームページでも推奨されていません)。筆者はなるべくキレイにする方法を模索したくて、今回はあえてトライしてみました。 ♦️洗濯機でごく軽く「脱水」 乾きが悪いとカビの原因になりそうなので、ごく軽く脱水することに。筆者は、洗濯機の脱水モードを使用して、最短の1分だけ脱水しました。 ♦️シワを伸ばして「陰干し」 最後に、しっかり乾かします。 脱水が終わったトートは、少しクタッとした様子。できる限りシワを伸ばし、ハンドルを物干しに吊るして乾かします。キャンバス地が丈夫だから、自重だとこれ以上シワが伸びません。中に重いものを入れてみてもよかったか? 干す場所は、天気のよい日なら外で陰干ししもよさそうですが、季節は冬。寒さで乾きにくいことを想定して、筆者はお風呂についている室内干しの温風乾燥を利用しました。
自宅で洗ってみた結果!
数時間後、しっかり乾いたトートバッグがこちら! 干すときにがんばって伸ばしたものの、キャンバス地にはシワが入ってしまいました……。これがメーカーの言っていた「生成りの風合いが損なわれる」なのかも。アイロンをかけたら少しはマシになるのでしょうか? ただ全体的にくすみが取れて、白さを取り戻したような? 細かくチェックしていきましょう。 驚いたのは、ハンドルがかなりキレイになったこと。3度洗いも一度洗いもそこまで仕上がりは大きく違わなかったです。 また、心配していた色落ちも、今回は見られませんでした。ああ、よかった! カビのような黒ずみも、すっかりキレイに。ただ、内側の茶色のシミは、あまり落ちませんでした。ここは内側なので、思い切ってシミ取りを使ってみてもよかったのかもしれません。ただ、生地を傷める可能性もあるため、いちかばちか……。
『L.L.Bean』のトートバッグを洗うには「固形石けん」がベスト
愛用のトートバッグを洗ってみた結果、L.L.Beanのトートバッグを洗うのにおすすめな洗剤は、100円均一でも手に入る「固形石けん」。そして洗い方は「固形石けんでこする→歯ブラシでこする→ぬるま湯ですすぐ」というシンプルな方法でした。 洗うのにかかった時間は1時間弱。大切なバッグを、もっと長く、もっと気持ちよく使うために。時間を見つけて、洗ってみませんか?
ニイミユカ