冬といえばコタツにみかん 木熟みかんの収穫開始 例年通り甘くて美味しく仕上がる 和歌山県上富田町
テレビ和歌山
冬といえばコタツにみかん。上富田町では、木の上で熟成させた、木熟みかんの収穫が始まっています。
上富田町岡の森和也さんの園地では、今朝から木熟みかんの収穫作業が行われ、濃い橙色の実を森さん家族が一つ一つハサミで摘み取っていきました。 一般的に、みかんは冬場に実が凍るのを防ぐため、収穫の後、貯蔵して熟成させることが多いということですが、JA紀南管内では温暖な気候を生かして、5月上旬の開花からおおむね200日以上、木の上で熟成させて収穫する「木熟」という方法で、糖度の高いみかんの生産に力を入れています。
今年は猛暑や害虫の被害により、木熟みかんの販売計画量は前年比83%の1150トンだということですが、味の方は例年通り甘くておいしいみかんに仕上がっているということです。 森さん「木にぎりぎりまで生らせたみかんで、とてもおいしいので味わってみてください」 収穫は来年2月頃まで続き、関東方面を中心に出荷されるということです。
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