ドジャースが完封負けで今月2度目の連敗 大谷翔平は1安打 50試合出場終えて5人目の“快挙”も
◆米大リーグ ドジャース0―6ダイヤモンドバックス(22日・米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム) 【写真】「誰?!」始球式で話題の長身金髪美女と2ショット ナ・リーグ西地区首位のドジャースが同地区4位のダイヤモンドバックスに完封負け。今季3度目のシャットアウトを食らい、今月2度目の連敗で3カードぶりの負け越しを喫した。 「2番・DH」で先発出場した大谷翔平投手(29)は4打数1安打。初回1死の第1打席では先発左腕・ヒューズの初球、83・6マイル(約134・5キロ)スライダーを左前打とし、4試合連続安打をマークした。3回1死二塁の第2打席は2番手右腕・ネルソンから二ゴロ、3点を追う5回無死一、二塁の第3打席は中飛だった。打った瞬間、高く上がった打球に大歓声が上がったが、飛距離350フィート(約107メートル)と伸びがなかった。 7回2死の第4打席は左腕・マンティプライと3日連続の対戦。初球を打って一ゴロだった。20日(同21日)は初回の第1打席で初球をまさかのセーフティーバント。三塁手が遊撃の定位置付近を守っていた“大谷シフト”の逆をつき、今季初の奇襲を見せた。処理に焦った左腕の一塁送球がそれ、記録は投前内野安打となっていた。21日(同22日)は8回1死の第4打席で対戦し、右飛。3日で3打数1安打だった。 大谷は今季50試合目の出場を終え、打率3割5分4厘、13本塁打、34打点、13盗塁。MLB公式サイトのサラ・ラングス記者によると、これまでシーズン最初の50試合で打率3割5分、10本塁打、10盗塁以上は1900年以降で1958年のウィリー・メイズ(4割2分4厘、14本、10盗塁)、1997年のラリー・ウォーカー(4割1分5厘、15本、11盗塁)、2005年のブライアン・ロバーツ(3割6分8厘、11本、13盗塁)、2018年のムーキー・ベッツ(3割5分2厘、18本、13盗塁)の4人だけしかいなかったというが、これで大谷が5人目の“快挙”となった。
報知新聞社