創部60周年の明治学院大が連覇に王手、エース高岩悠が上位大会負けなしの3連勝【東日本学生軟式野球】
第45回東日本学生軟式野球選抜大会(東京中日スポーツほか後援)は16日、東京都八王子市のスリーボンドスタジアム八王子で2回戦の残り試合と準決勝を球場使用の都合で7イニング制で行い、4冠を目指す中大(東都1位)と大会連覇がかかる明治学院大(東都2位)が決勝に進出した。中大は名商大(中部日本1位)に6―1で快勝。明治学院大は国学院大(東都3位)に2―1で競り勝った。国学院大は成蹊大(首都1位)に2―1で逆転勝ちしたが、準決勝で敗退。17日の決勝は4年ぶりの東都勢対決となった。 今年が創部60周年となる明治学院大が連覇に王手をかけた。エースの高岩悠投手(3年・桐蔭学園)が落差のあるスライダーも使って、2安打1失点で7イニングを完投。昨年の東日本と今夏の全日本選手権に続いて上位大会では負けなしの3連勝も飾った。 「昨日はブルペンでつくっていましたが、出番がなかったので、今日はひとりで投げきるつもりでした」 国学院大の佐藤に苦しめられた打線は2回に、「6番・指名打者」で出場した菊地翔太外野手(2年・学法石川)のタイムリーなどで2点をもぎ取った。決勝の相手は今秋リーグ戦で1勝1敗の中大。主将の曽木春輝捕手(3年・聖望学園)は「自分たちの代は新人戦で中大に勝って優勝した。牧君とも最後の勝負。あしたの決勝は楽しんで勝って終わりたい」と誓った。12月に行われる創部60周年式典に、史上7校目の東日本制覇で花を添える。
中日スポーツ