【巨人】降雨コールドで引き分け 6回に小林誠司の犠飛で1点挙げるも幻に
◆JERA セ・リーグ 広島0―0巨人=5回降雨コールド=(21日・マツダスタジアム) 【動画】あぁ…幻になった小林誠司の先制犠飛 「サンデー礼」高橋礼投手が、今季3勝目を目指して、19年6月以来5年ぶりとなるマツダスタジアムのマウンドにあがり、5回まで4安打無失点と好投を続けたが、巨人が1点を挙げた6回途中で雨脚が強まり中断。6回が終了していないため、5回まででコールドゲームとなり、引き分けとなった。 高橋礼は1回、2回と先頭打者に安打許したが、後続を抑え無失点。3回は3者凡退、4回も先頭に安打を打たれたが二ゴロ併殺などで得点を許さなかった。 5回は1死から田中広輔内野手に左前打、二塁盗塁を許し1死二塁とされたが、会沢翼捕手を中飛、久保修外野手を申告敬遠、大瀬良大地投手を空振り三振に打ち取り、無失点を続けた。 打線は4回、2試合連続で3番に入る坂本勇人内野手が先頭で左前打、岡本和真内野手も初球を左前打して無死一、二塁。丸佳浩外野手の左飛で坂本が三進し、佐々木俊輔外野手の四球で1死満塁とチャンスを広げたが、小林誠司捕手のセーフティースクイズは坂本が本塁封殺。なおも2死満塁だったが吉川尚輝内野手は左飛に倒れ、先制はならなかった。 5回は先頭の高橋礼が三ゴロ失策で出塁。門脇誠内野手が左前打、オコエ瑠偉外野手が送りバント失敗で1死一、二塁。しかし、坂本勇人内野手は中飛、岡本和真内野手は遊飛に打ち取られ、またも得点できなかった。 雨が強くなる中、6回にようやく先取点。先頭の丸が右中間二塁打、佐々木が中前打で続いた無死一、三塁で、小林が初球を打ってしっかり中犠飛。丸が三塁からかえり1点を挙げた。ここで先発の大瀬良大地投手が降板となったが、雨脚が強くなり中断となっていた。
報知新聞社