ルイス・ネリのＸ（@luisnerynp）から

　◇４団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチ12回戦（2024年5月6日　東京ドーム） 　プロボクシング４団体統一世界スーパーバンタム級王者・井上尚弥（大橋）に挑戦する元世界２階級制覇王者でＷＢＣ同級1位のルイス・ネリ（メキシコ）が２２日、自身のＸ（旧ツイッター）を更新。世界的プロモーターの帝拳ジム・本田明彦会長とのツーショット写真を投稿した。 　眼鏡をかけたネリは本田会長と並び左手でサムズアップポーズ。スペイン語で「No hay excusas（言い訳はありません）」と記し、メキシコ国旗とトロフィーの絵文字を添えた。 　ネリは２０１７年８月、本田会長が育てた山中慎介（帝拳）に４回ＴＫＯ勝ちしてＷＢＣ世界バンタム級王座を奪取した。しかし、試合に先立って実施された薬物検査で禁止薬物に陽性反応を示していたことが判明。ＷＢＣから対戦指令を受けた18年３月の山中との再戦にも２回ＴＫＯ勝ちしたが、前日計量で約１・３キロもの体重超過を犯して王座を剥奪され、日本ボクシングコミッション（ＪＢＣ）から無期限活動停止処分を受けていた。 　井上戦決定を受け、ＪＢＣからライセンス資格回復を認められたネリは試合に備えて21日に来日。減量が順調であることを強調する一方、ＫＯ勝利を宣言して「井上はパウンド・フォー・パウンド（全階級を通じての最強ランキング）の中ではナンバーワンとは思わない」などと挑発していた。