フォロワー約30万人”意識低い系”インフルエンサーが語る、負のスパイラルからの脱却方法「食欲がないときでも、とにかくメシは食え」
「人間は疲労困憊になると日常生活からサボるようになる。仕事から帰宅して『風呂に入るのが面倒くさい』『歯を磨く気力がない』『布団に行くよりもここで寝たい』と思うようになり、体力が回復できない。さらに仕事でもミスが続き、生活はさらに荒れていく。それが、『社会人の負のスパイラル』である」 では、その負のスパイラルから脱却するにはどうすればいいのか。Xのフォロワー約30万人の意識低い系インフルエンサーのぱやぱやくんに聞いた。みんかぶプレミアム特集「強運の法則」第5回。
なぜ、忙しい人ほど布団に入ると眠れなくなるのか
現代社会という厳しい戦場で働き続けるためにも、社会人はまず「生き残ること」を意識しなくてはいけません。投資家であるジョージ・ソロスが「まず生き残れ、儲けるのはそれからだ!」と語ったように、社会で成功するためには、まず健康であることが必要不可欠です。 どれだけ「仕事で成果を出したい」「出世したい」「家庭を築きたい」といった夢があっても、健康でなければ何も手に入らないからです。 実際の戦場で生き残った兵士たちの記録からも、「しっかり食べる」「しっかり寝る」「体力を温存する」ことが強調されています。そして「絶対に生きて帰る」という強い意志が、戦場での生還につながっています。社会で戦い抜くためにも、この姿勢が必要だと私は考えています。 しかし、ストレスや疲労によって「食べられない」「眠れない」「疲れが取れない」といった状態に陥ってしまうと、体調不良の負のスパイラルに巻き込まれ、社会で生き残ることが難しくなります。このコラムでは、そのような悪循環に陥らないためにどうすればよいのか、具体的な方法をお伝えします。
食欲がないときでも、とにかくメシは食え
ストレスで食欲がないときは、「交感神経が働きすぎて戦闘モードになっている」と考えてみてください。この状態では、体がストレスに対処するため、「眠くならない」「食欲がなくなる」「心拍数が上がる」「小さな音に敏感になる」といった変化が起こります。これは、なんとか生き残ろうとする体の反応です。 しかし、この状態で「食欲がないから食べなくてもいいや…」と思ってしまうと、「交感神経が優位で食欲が湧かない→食事をとらない→頭が働かなくなる→イライラする→ストレスに弱くなる」という悪循環に陥りやすくなります。 このサイクルを避けるためには、まず食事をとることが大事です。陸上自衛隊でも「食事を抜いてはいけない」とされており、たとえ無理でも食べるように教育されています。理由は、食べないと体や脳が働かなくなり、生存率が下がるからです。 また、食事をすることで副交感神経が優位になり、イライラや焦りが和らぎ、冷静に判断できるようになります。 どうしても食べられないときは、「風邪でも食べられそうなもの」を選んでみましょう。ゼリー飲料、カロリーメイト、アイスクリーム、とろろそば、かけうどん、プロテイン、果物の缶詰などが良いでしょう。また、ビタミン不足を防ぐためにサプリメントも有効です。食欲がないときでも、少しでも食べると「実はお腹が空いていた」と気づくこともあります。食べ始めると次第に食欲が戻り、普通に食事ができるようになることもあります。 もちろん、このような軽い食事を毎日続けるのは健康には良くありません。しかし、人は「何も食べられない」状態が続くと、栄養不足に陥り、気力も失われてしまいます。食べないよりは、少しでも食べた方が良いのです。ただし、何日もゼリー飲料やアイスクリームばかりしか食べられない場合は、無理せず病院で診察を受けることをおすすめします。
ぱやぱやくん
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