さぁ9連休、帰省始まる 金沢駅、家族連れらで混雑
多くの企業や官公庁で仕事納めとなった27日、最大9連休となる年末年始をふるさとで過ごす人々の帰省が一足早く始まった。金沢駅は北陸新幹線が到着すると大きな荷物を持った家族連れらで混雑し、改札口で再会を喜び合う姿が見られた。 JR西日本金沢支社は北陸新幹線の混雑のピークを北陸への帰省が30日、北陸からのUターンは1月4日としている。在来線はそれぞれ12月28日、1月3日を見込む。 気象庁によると、日本付近は29日にかけて強い冬型の気圧配置となり、日本海側を中心に大雪になる可能性がある。金沢地方気象台は、能登地方では地震や豪雨で地盤が緩んでいるなどとして、降雪や融雪による雪崩、土砂災害に注意が必要としている。 中日本高速道路は、北陸道加賀―朝日インターチェンジ(IC)間で27~30日にかけて降雪が予想されるため、冬用タイヤの装着とチェーン携行を呼び掛けた。 27日の県内は雨や雪が降った。日中に気温が上がらず、最高気温は金沢6・8度、輪島5・6度と未明に記録し、1月中旬並みとなった。28日は雪か雨で、気象台は落雷や激しい突風、雪を伴った強風などに注意を促した。