DISH//が“今会いたい人”にクルマで会いに行く新曲MVが公開、メンバー間のドライブにまつわるエピソードも
4人組バンドDISH//が書き下ろしたオリジナル楽曲「Dreamer Drivers」のミュージックビデオが、11月30日20:00より、DISH//公式YouTubeチャンネルにて公開。さらに、MVでの各メンバーの心境を描いたスペシャルムービー「Drive Letter」と、DISH//のメンバーたちとドライブしているかのような体験ができる没入型ドライブムービー「A cappella Drive inspired by 360°safety assist」を日産公式YouTubeチャンネルにて同時公開される。 【写真】北村匠海が「君の膵臓をたべたい」月川翔監督に会いに行く ■「Dreamer Drivers」MV 本MVには、1人の若者として、メンバーの4人が“いま本当に会いたい人達”に、想いを綴った手紙とともにクルマで会いに行く様子が描かれており、時には悩み、迷いながらも、1歩前へと踏み出すメンバーたちのリアルな姿が見どころとなっている。 歌詞には、作詞を担当した北村匠海(Vo/G)が実際にドライブ中に感じた言葉が散りばめられ、1歩踏み出す勇気を応援する歌詞とドライブにでかけたくなるような疾走感溢れる楽曲に仕上がっている。 ■メンバーたちとドライブを一緒に楽しんでいるような特別映像 新曲「Dreamer Drivers」のMV公開に合わせ、「どんな一歩も、道になる。」というメッセージのもと、MVでは描かれなかった手紙を宛てる相手との関係性や心境を、秘蔵写真と共に描いた特別映像も公開。手紙を読み上げるシーンでは、各メンバーのリアルな気持ちを伝える表情が見どころとなっている。 さらに、メンバーが運転するクルマに乗っているような、360度から音が聞こえる没入型ドライブムービーを公開。「Dreamer Drivers」をDISH//メンバーたちが、アカペラで歌ったり、手拍子をしたり、まるでメンバーたちとドライブを一緒に楽しんでいるような映像に仕上がっている。 ■DISH// インタビュー ――今回のMV撮影を終えての感想と、見どころを教えてください。 北村:今回のMVは、僕たち自身が会いたい人に手紙を書いて実際に会いに行く構成になっていて、DISH//としては新鮮ですね。そういうストーリーの中で演奏しているシーンもあるし、天候にも恵まれて曲の爽やかさにぴったりなMVになっているかなと思います。 あとは、それぞれ個別で会いに行っているので、正直分からない全貌も僕たち自身あり、今までメンバーが個別に別の場所で撮影したり、別の誰かと撮影をしたことがなかったので、僕たち自身未知数な部分も含めてすごく楽しみなMVです。 ――MVではメンバーそれぞれの「会いたい人」にお手紙を渡しに行っていただきました。それぞれお相手との関係性やエピソードを教えてください。 橘柊生(以下、橘):僕は小学生の頃のダンスの先生。おふたりいるんですけど、どちらともお世話になっていて、その頃のダンスを始めてから、音楽も好きになりました。 泉大智(以下、泉):僕はドラムの師匠に手紙を書いたんですけど、そもそも僕が加入する前にDISH//のサポートのドラムを叩いてくれていた人で、10代からお世話になっている方にあらためて手紙を書きました。 北村:僕は月川翔監督に書かせていただきました。出会いは中学1年生の時、MVの撮影に当時オーディションで選んでもらって、自分が初めて主演した作品の時には月川さんから「僕と北村匠海の人生を変える作品だと思っています」という内容のお手紙をいただいて、今回はそのお返しという思いで選ばせていただきました。 矢部昌暉(以下、矢部):僕は弟です。全然会ってなくて、ずっと仲が悪かったので、最近は大人になって喋るようにもなってきたから、良い機会だなと思って弟に会いに行きました。弟は表に出る仕事があまり好きじゃなくて不安だったけど、快くオッケーしてくれて、お兄ちゃんしてきました(笑)。 ――「クルマ」や「ドライブ」にまつわるこれまでの思い出やエピソードはありますか? 北村:僕なんかはみんなの送迎を基本的にやらせてもらっています! (メンバー)1人ひとりの送迎を(笑)。 橘:申し訳ないけど、足として使ってます(笑)。 北村:趣味“送迎”でやらせてもらっています(笑)。僕も弟がいるんですけど、弟の送迎、父母の送迎、メンバーは言うまでもなく(笑)。運転が好きで、そもそも中学の時からクルマが好きだったので、快くオッケーしてます、僕も。 矢部:僕はドライブ好きで、うちの家が車持っていなかったので、小さいときから車に乗りたい意識がすごい強く、18歳になってすぐ免許を取って、今はほぼほぼ空いてる時間があったらドライブに行ったりしてます。あとは楽曲の歌詞とか舞台のセリフとか、車の1人の空間でドライブしながら覚えています。 北村:今回の歌詞はドライブしながら作りました。家だと全く出てこなかったので運転しようと思って、思い浮かんだら駐車場入って書いて、また駐車場出て走ってを繰り返してました。 橘:(ツアーなどで)背もたれも倒せないようなキチキチの車にみんなで乗っていたとき、時にはみんなで会議したり、ときにはみんなで笑ったりしながら過ごしたのは思い出に残ってますね。 北村:今でもみんなで一緒に車に乗るときは席が決まっているんですよ。もう暗黙の了解で、前に昌暉と柊生、後ろが大智と僕。あともう少し大きめの車のときは、柊生が1番前で、1番後ろに僕たち3人が並ぶっていう(笑)。柊生だけなぜか遠いんですよ。 橘:理由は、足をちょっとだけ伸ばせるから(笑)。 ――もしメンバーの誰かひとりと一緒にドライブするとしたら、誰と行きたいですか? その理由と想定のシチュエーションも合わせてお答えください。 <フリップ回答> 橘:「矢部昌暉/知らん場所につれてかれそう」 泉:「矢部昌暉/静岡」 北村:「矢部昌暉/どこでも良いヨ。」 矢部:「泉大智/遊園地早く行こーやー。」 橘:大智も書いてるんですけど、昌暉といえば静岡の感じがあるんです。だから、今日任せるわって言ったら静岡に連れていかれそうなイメージがあります。 泉:そう、気付いたら昌暉って静岡にいるんですよ。こっちが気を抜いたらいるんで、それに同乗したいなという気持ちはありますね。 矢部:静岡というか、オフがあれば静岡とか、山梨とか、栃木とか、すぐふらっと行っちゃうんですよ。 北村:僕的には柊生も大智も送迎しすぎたので、僕が昌暉を送ります。意外と車内でメンバーと2人の時間って結構好きで、すごい軽い話で終わるときもあれば、深い話をするときもあるし。ただ2人(橘・泉)とは乗りすぎたので、昌暉が“匠海タクシー”を使いたいという時はいつでも行きます(笑)。 矢部:僕は大智ですね、3~4年前くらい前から(遊園地に)ずっと誘ってるんですけど、一生行ってくれないんですよ。 ―― 最後にMVや楽曲に込めた想いを、視聴者の皆様にメッセージお願いします。 北村:今回は“夢”というところにフォーカスを当てて、小さくても大きくても、子どものときでも今でもいいんですけど、誰しもが夢って持ったことあると思うんです。それがどんなに馬鹿馬鹿しくても、どんなに誰かに笑われても、叶うとか叶わないとかじゃなく、「夢を持つことって素晴らしいよね」と思っています。 特に僕たちより若い人も、誰でも夢を持っていいんだよということを歌詞に落とし込みつつ、ドライブ要素を入れて、右折だったり左折だったりUターンがあったり、真っ直ぐな道じゃなくてもいいじゃんというところも考えながら、若者の背中、そして自分達の背中を押せるような曲を書かせていただきました 。