中国新車販売は12%増の3009万台、トヨタは2年連続で減少 2023年
トヨタ・カローラセダン(中国仕様)
中国自動車工業協会は、2023年の中国における新車販売台数の結果を発表した。総販売台数は過去最高で、初の3000万台超えとなる3009万4000台。前年比は12%増と、3年連続で前年実績を上回った。 日系メーカーでは、首位のトヨタが2023年、中国で190万7600台を販売した。前年比は1.7%減と、2年連続で前年実績を割り込んだ。 ホンダは2023年、中国で123万4181台を販売した。前年比は10.1%減と、3年連続で前年実績を下回った。ホンダは中国において、東風汽車との合弁の東風ホンダ、広州汽車との合弁の広汽ホンダの2社を展開している。2023年実績は、東風ホンダが61万3712台を販売し、前年比は6%減と3年連続のマイナス。広汽ホンダも62万0469台にとどまり、前年比は14%減と3年連続で前年実績を下回った。 東風ホンダでは、『CR-V』の年間販売台数が21万3515台となり、引き続き20万台を超えた。『アコード』は17万8812台と、年間20万台を割り込んだ。『シビック』は17万7721台と、年間15万台以上の売り上げを維持している。広汽ホンダでは、SUVの『ブリーズ』が12万8115台と年間10万台以上を保つ。シビックの兄弟車の『インテグラ』も11万9174台と、年間10万台を突破している。
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レスポンス 森脇稔