町田ゼルビア、首位陥落…ヴィッセル神戸が山内&武藤弾で国立決戦を制す!
神戸が4位浮上、町田は3位に後退
明治安田J1リーグ第8節のFC町田ゼルビア対ヴィッセル神戸が13日に国立競技場で開催された。 【ゴール動画】神戸が山内&武藤弾で町田を撃破 J1初挑戦ながらも開幕から5勝1分け1敗で首位に立つ町田と、同3勝2分け2敗で6位に位置する神戸が対戦。試合序盤は一進一退の主導権争いが繰り広げられる。その中で神戸は22分、武藤嘉紀からのフィードを受けた佐々木大樹がゴール前に抜けてシュート。しかし、これはわずかに枠の左へはずれる。 ハーフタイムにかけても神戸が圧力をかけていくと、28分には初瀬亮が左サイドからゴール前に入れたFKに武藤が合わせる。だが、このヘディングシュートはGK福井光輝に防がれる。 それでも、神戸は45分に均衡を崩す。ハーフウェーラインから宮代大聖が力強いドリブルでボックス右まで侵攻。正面の武藤がシュートブロックされると、最後はこぼれ球を拾った山内翔が冷静なフィニッシュでネットを揺らし、神戸が1-0として試合を折り返した。 迎えた後半は前半よりも町田が前への意識を強めて積極的に同点弾を狙いにいく。72分にはボックス左で獲得したFKでキッカーを務めた鈴木準弥が直接ゴールを狙う。これが枠を捉えたが、コースが甘かったことでGK新井章太に弾かれる。 その後、終盤にかけて町田はリスクを冒して攻めたものの、神戸も集中を切らさず。すると89分、神戸はCKを正面でトラップした武藤が力強い左足のシュートをゴール左上に突き刺し、2点目をマーク。アディショナルタイムにはゴール前に侵入したドレシェヴィッチに1点を返されたものの逃げ切り、国立決戦を制した神戸が4位に浮上した。一方、町田は今節の結果、セレッソ大阪とサンフレッチェ広島にかわされて首位陥落し、3位に後退した。