神奈川県議会、子連れで傍聴どうぞ 本会議場にスペース設置、乳幼児も可
神奈川県議会は乳幼児と一緒に本会議を傍聴できる「多目的傍聴室」を設置し、第2回定例会が開会した15日に運用を始めた。 【写真】神奈川県議会で刷新された傍聴者用の託児ルーム 傍聴希望者の多様なニーズに応え、「開かれた県議会」を実現する観点で設置。車椅子利用者のほか、長時間の着席や階段の昇降が困難など、既存の傍聴席を利用しづらい人の活用も想定している。 ガラス張りの約2畳のスペースで、本会議場の傍聴席の最上段に設けた。排煙などの法令や空調の関係で、上部は約30センチ開放している。設置費は約600万円で、3月末に完成した。
神奈川新聞社