八木勇征、単独初主演映画「矢野くんの普通の日々」11月15日全国公開決定 ヒロインは池端杏慈、トラジャ中村海人も映画デビュー
ダンス&ボーカルグループ「FANTASTICS」の八木勇征(27)が11月15日に全国公開となる映画「矢野くんの普通の日々」(新城毅彦監督)で単独初主演を飾ることが3日、分かった。ヒロインは実写映画初出演となるモデルで女優の池端杏慈(16)。アイドルグループ「Travis Japan」の中村海人(27)も共演で映画デビューを果たす。 ◇ ◇ ◇ 2021年放送のMBSドラマ特区「美しい彼」で俳優としてブレークした八木が銀幕でも新境地を見いだす。作品は、田村結衣さんの同名人気ラブコメ漫画(「コミックDAYS」連載)が原作。超不運体質な男子高生と心配性な女子高生をはじめとするクラスメートたちの日常を描く。
八木が演じるのは毎日けがまみれになってしまう超不運体質の高校生・矢野剛。八木は「不器用だけど本当にピュアで真っすぐな青年。そのピュアな思いやステキな仲間たちとの日常を皆さんにしっかりお伝えできるように演じました」とコメント。「コメディーでありながらハラハラするスリルもあり、いろんな角度から楽しめて、ピュアな気持ちを思い出せる作品になっています」とアピールした。 単独初主演作となったことについては「僕自身も期待と同時に初めて座長を務めることへのプレッシャーもありました」と明かし、「新城監督をはじめスタッフの皆さんが明るく、共演者の皆さんもフレッシュで、良い刺激をもらい明るく笑いの絶えない最高な現場でした」と撮影を振り返った。 共演の池端は、けがまみれの姿を見てから矢野くんを放っておけなくなる超心配性なクラス委員長・吉田清子役。「『杏慈さんに決定です!』と言われた時は『え!』と思って本当に信じられなかったです」と述懐しながら役について「心配性な部分は似ているところでもあって、自分と清子と照らし合わせながら役作りをしていきました」と明かした。 清子に思いを寄せるスポーツ万能な学校一のモテ男子・羽柴雄大を演じた中村は「普段の僕とは違うタイプのキャラクターでしたが、新城監督、共演者やスタッフさんに助けられながら自分の中で自分なりの羽柴像が徐々に出来上がっていきました」とコメント。「1カ月半の中に青春があったのかなというぐらい濃い撮影現場でしたね。青春追体験をさせていただきましたし、本当に楽しかったです!」と充実感をにじませた。
中日スポーツ