怪童・中西太さんの銅像をかつての「高松市立中央球場」に…野球王国・香川で銅像建立へ 寄付金募集始まる
2023年5月に90歳で亡くなった高松市出身の元プロ野球選手、中西太さんの銅像を設置しようと、出身高校のOBらがクラウドファンディングを始めました。 中西太さんは、高松一高時代は春夏合わせて3回甲子園に出場、豪快な打撃で「怪童」と呼ばれ全国に名をはせました。プロ野球・西鉄ライオンズ入団後は新人王のほか、本塁打王5回、打点王3回、首位打者を2回獲得。1958年の日本シリーズ3連覇にも貢献しました。 現役引退後は西鉄など8球団で監督・コーチを務め、栗山英樹さん、イチローさんなど数多くの名選手を育てた名伯楽としても知られています。 このクラウドファンディングは2024年6月に高松一高野球部OB会や同窓生、プロ野球関係者など約40人が実行委員会を立ち上げ、始めたものです。 実行委員会では高松市が2027年夏のリニューアルオープンを目指し再整備をしている中央公園(以前、高松市立中央球場があった場所)内に往年の名選手、水原茂氏(高松商出身)、三原脩氏(旧制高松中学校、現:高松高校出身)の銅像と並べる形で設置したいとしていて、完成した銅像は高松市に寄贈する計画です。 事務局によりますと、寄付金の目標額はあわせて2700万円です。受け付けは2024年12月31日までです。 詳しくは、中西太氏銅像建立実行委員会ホームページでも確認できます。 【問い合わせ】実行委員会事務局(070-8498-3067)
岡山放送