南アルプスは22日山開きを迎え、関係者が夏山シーズンの安全を祈願しました。 　22日は南アルプスの玄関口、広河原で開山祭が行われました。 　この中で南アルプス市の金丸一元市長はユネスコエコパーク登録10年の節目を迎えたことを踏まえ「自然と共生したまちづくりを図るとともに、今後も山岳関係者と登山の安全確保に努める」とあいさつしました。 　そして、地元・芦安地区の小中学生が合唱を披露した後、約100年前の登山案内人に扮した地元関係者が蔓に見立てたロープを切り登山者の安全を祈る「蔓払い」の儀式が行われました。 　なお、広河原に通じる県営林道南アルプス線と県道南アルプス公園線は11月4日までマイカーの乗り入れが規制されています。