東日本で初──女川原発、13年ぶり「再稼働」 経産相は「極めて重要」 東西の“電気代格差”どうなる?…柏崎刈羽にも影響か
■電力需給や料金負担に影響は?
電力需要が高まる中、発電の約7割を火力発電に頼っている日本。女川原発の再稼働で今後、どんな影響があるのでしょうか? 岩田明彦・日本テレビエネルギー担当 「東日本大震災以降、東日本では一基も原発が動いていなかったこともあり、東日本は西日本に比べて電力需給がひっ迫したり、電気料金が高くなったりしていました」 「東北電力の電気料金はすでに、原発再稼働を前提にした料金が設定されています」 「これだけで電気料金が安くなるということはありませんが、今後、今回の再稼働をきっかけに東日本でも原発の再稼働が進むことになれば、電力需給に余裕が出たり、料金の負担が縮小したりする可能性があります」 「また今回、安全対策に手間のかかる『沸騰水型』原発の再稼働が初めて実現したことは、政府が再稼働を進めたい同じ型の柏崎刈羽原発(新潟県)などの再稼働にも影響するものと思います」 (10月29日『news zero』より)