大谷翔平が過去に「疲れた」と漏らした「ホームラン競争」が9年ぶりのルール変更 今年の出場は明言せず
メジャーリーグ、オールスターゲームのファン投票最終投票の中間結果が発表され、大谷翔平選手が4年連続出場に大きく近づきました。 日本時間7月17日に行われるオールスターゲームの先発選手を決めるファン投票。 1次投票の上位2名で争う最終投票の中間結果が発表されました。 ナ・リーグの指名打者部門では、大谷選手が得票率61%をマークし、ライバルのシュワーバー選手を大きく上回る結果となりました。 4年連続4度目の出場なるか。 最終結果は日本時間4日に発表されます。 そのオールスターゲームの前夜祭、人気イベント「ホームラン競争」のルールが9年ぶりに変わります。 新ルールで大谷選手の出場はあるのでしょうか。 前回大谷選手が出場したのが2021年。エンゼルス時代の当時のホームランダービーの映像があります。 テンポ良く投げられる球に対して、どんどんホームランを打っていきます。 1回だけ45秒の休憩を取ることができますが、当時の映像には、大谷選手が「はーっ疲れた!疲れた!」と言って膝に手を置く姿も見られました。 このあとトータル3分で16本ホームランを放った大谷選手ですが、対戦相手と同じ本数でした。 いわゆる“サドンデス”で1分延長となり、そこで6本放ちましたが、再び同点になってしまいました。 また追加で1分延長され6本放ちましたが、そこでも同点。 その後の延長戦で残念ながら敗れ、1回戦敗退となりました。 全部で合わせて68スイング、28ホームラン。 休憩はありましたが、5分間ひたすらバットを振り続けました。 終わったあとはぐったりで、大谷選手も「疲れた」と話をしていました。 この影響があったのか、なかったのか、「ホームラン競争」前は33本打っていたホームランが、その後は13本とホームラン王獲得ならずでした。 「フォームが変わったんじゃないか・崩したんじゃないか」なども言われていましたが、その後、「ルールを変えた方がいいんじゃないか」という声もありました。 大谷選手も2021年に出たきり出ておらず、2024年は両リーグで一番打っているジャッジ選手が早々に不参加を明言しています。 そのため、大谷選手が出ないと両リーグトップが出ないということになります。 まだ現状は大谷選手は明言していないため、どうなるかというところですが、この出場に関して大谷選手がインタビューに答えています。 大谷翔平選手(日本時間6月26日): (Q.ホームランダービーは?)ホームランダービーは分からないです。まずオファーがないとという感じ。それからかなとは思いますし、僕もリハビリやっているので、ドクター・トレーナー・チームの許可であったりとか、もちろんやりたい気持ちはどの選手もあると思うので、そういう他の部分との兼ね合い次第かなと思います。 ただ、今回「ホームラン競争」のルールが変わります。 これまでは、打者8人で1対1のトーナメント方式で延長戦ありでした。 新ルールでは、打者8人のうち上位4人が準決勝に上がります。つまり延長戦はありません。 また、時間について、旧ルールでは準決勝3分、決勝2分で「球数制限なし」でしたが、新ルールでは時間制限は変更なしですが「球数制限あり」となります。 準決勝までは40球、決勝は27球ということです。 オールスターの「ホームラン競争」は日本時間7月16日に行われます。
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