田中梓沙、西山真瑚組 肋骨負傷乗り越え出場「達成感」初出場のNHK杯RD10位
◆フィギュアスケート ▽グランプリ(GP)シリーズ 第4戦・NHK杯 第1日(8日、東京・国立代々木競技場) 開幕し、アイスダンスのリズムダンス(RD)が行われ、初出場の「あずしん」こと田中梓沙、西山真瑚組(オリエンタルバイオ)は、59・15点で10位だった。 田中は肋骨(ろっこつ)を負傷中のため、ギリギリまで悩んだが、出場することを決断。リズミカルに、キャッチーな振り付けでも観客を湧かせ、最後まで今できる最大限のパフォーマンスを発揮した。 田中は「無事に終えられた。思ったより歓声をいただけた」とほっとした表情。西山も「無事けがなく終えられてうれしい。大きなミスなく滑れて達成感。たくさんの応援を聞いて力になった」と振り返った。 初の大舞台で得る経験を今後の成長の糧にする。9日のフリーダンスに向けて、西山は「今日みたいに笑顔で終えられるように」と力を込めた。
報知新聞社