ドジャース、フリーマンのワールドシリーズ史上初のサヨナラ満塁本塁打で先勝。シリーズの鍵を握るのは第2戦先発の山本由伸
さて、ヤンキースのコールが先発登板した試合での先勝に成功したドジャース。これで、山本由伸に先発マウンドを託す第2戦で、シリーズ2連勝スタートを目指すことになったわけだが、『MLB.com』は、今後のシリーズのみどころの1つとして、第2戦で先発登板する山本に注目している。
現地日曜がオフであるとはいえ、恐らく第4戦にブルペンゲームが控えており、第3戦で先発登板するウォーカー・ビューラーも、輝きを放つことはあったが、現時点では完全に信頼を置ける状況ではない。
そのため、なるべくブルペンを疲弊させたくないなか、「果たしてヤマモトが、例えば2回の様な序盤にトラブルに陥った際、デーブ・ロバーツ監督は、ヤマモトに状況の打開を委ねるのか、あるいは直ぐに継投するのか?」と疑問を呈した上で、「ヤマモトが、オフシーズンに契約した際に期待した選手そのものであるならば、ドジャースにとっては大助かりだ」としている。
ルーキーの山本は、今年のレギュラーシーズンでは現地6月7日のヤンキース戦で先発登板しており、この初顔合わせではスター軍団に対し7回2安打無失点、7奪三振無四球の快投でチームによる延長での勝利に貢献している。
この際、ジャッジに対しては2塁打を打たれるなど、2打数1安打1四球としたものの、スタントンに対しては、3打数無安打2奪三振と相手を圧倒している。なお、フアン・ソトはこの試合に出場しておらず、山本にとってはこのワールドシリーズがソトとの初顔合わせとなる。
J SPORTS 編集部