「大谷翔平は被害者」 水原一平元通訳解雇騒動で大谷翔平の潔白が明らかに 24・5億円窃盗被害
米連邦当局が、ドジャース・大谷翔平投手(29)の通訳をエンゼルス時代の2018年から務めていた水原一平氏(39)を、大谷の銀行口座から1600万ドル(約24億5000万円)以上を盗んだとして訴追したと11日(日本時間12日)、複数の米メディアが報じた。 【写真】もう見られない?水原一平夫妻、大谷翔平&妻らと記念撮影ショット 同騒動は、水原通訳が21年頃から違法スポーツ賭博に関与し、抱えきれなくなった借金を、大谷の口座から胴元へ大谷の了承なしに多額の金を送金したとされている。水原氏は3月20日に韓国・ソウルで行われた開幕戦後に自らの過ちをチームに告白し、即刻解雇。その後は、大谷がどれだけ関与していたのかなどが注目の的になっていた。 大谷は米国に戻った後の3月25日にドジャースタジアムで会見を開き、「僕はもちろんスポーツ賭博にはもちろん関与していないですし、ブックメーカーに送金していたという事実は全くありません」などと関与を全面的に否定し、これまで6年間タッグを組んできた元通訳の裏切りに「正直、『ショック』という言葉が正しいとは思わないですし、それ以上の言葉では表せないような感覚でこの1週間くらいはずっと過ごしてきたので、今はそれを言葉にするのは難しい」と話していた。 だが、会見では水原通訳がどのようにして大谷の口座から送金したかなどが明らかにされず、大谷の了承なしに送金できるかどうかなどが問題になっていた。だが、水原元通訳は大谷の口座の連絡先などを自身に変更していたことなども徐々に明らかになった。大谷については「大谷翔平は被害者」という潔白が、少なからず関与していたのではないかという疑いの目が会った米国内でも証明されつつある。
報知新聞社