スゴ腕アングラーが〝メーターオーバー〟巨大ゴイに再び挑む! ハラハラ具合が手に汗握る「釣り」という名の闘い
【大人のTVプレビュー】 サンデードキュメンタリー「巨大魚・春の陣2024」(BSフジ、30日正午~) 釣り好きにはたまらない番組だろう。気まぐれに現れては釣り人を翻弄する巨大魚と、その姿を夢見て追い続けるアングラーたちの闘いを描くドキュメンタリーだ。 すご腕アングラーが、巨大マダイや巨大アオリイカに挑むばかりか、巨大ゴイハンターが2年前に目標を達成できなかった巨大ゴイに再び挑む。 まずは、山形県酒田沖に浮かぶ飛島の荒磯でマダイの大物を狙う。対馬海流が北上するこの海域には5キロ、80センチを超える巨大マダイが姿を現すのだ。釣り人は平和卓也。果たして、その巨大マダイを手にすることはできるのか。 続く戦いの舞台は紀伊大島。紀伊半島の南、和歌山県串本町から1キロほど沖に浮かぶ島は、毎年春になると、黒潮の接岸とともに巨大なアオリイカがやってくる。アオリイカを狙う方法は餌木というルアーの一種で釣る「エギング」がポピュラーだが、今回は、活きアジを使った「ヤエン」という特殊な釣り具を使って挑む。釣り人は日置淳。アタリから取り込みまで一瞬の油断も許されないという巨大アオリイカとの闘いはいかに。 そしてもう1人。2年前、琵琶湖(滋賀県)でメーターオーバーの巨大ゴイに挑み、目標を達成できなかった巨大ゴイハンターの戸部純一が、リベンジに挑む。 今回選んだフィールドは福井県の三方五湖。この湖では、これまでにメーターオーバーの巨大ゴイが何匹も上がっているというが…。コイを愛して止まない戸部。今回はどんなドラマを見せてくれるのか。 正直、釣りをしない筆者にとっては、ここまでなぜ情熱を傾けるのかとも思うが、釣り番組の面白さは、やはり釣れるか否かのハラハラ具合だろう。相手が巨大になるほど、格闘も激しくなっていく。それは、どんなに釣りをしない人でも見ていると手に汗握る。まさに釣りはスポーツなんだと実感するだろう。 (F)