「季節を感じられ、風情も楽しめる。着物の世界は美しくて、楽しいですよ。」講談師・一龍斎貞鏡さんの着物の時間。
「竹のカゴもお祝いでご贔屓(ひいき)の方が編んでくださったものです。お酒が好きなので、浴衣でビールをイメージして帯留は“麦&ホップ”で遊んでみました。着物は楽しいですよ。民族衣装なのに着ないのはもったいない。柄で季節を楽しめますし、風情を感じることもできる。堅苦しいことは考えず、一緒に着物を楽しみませんか?」
七代目 一龍斎貞鏡 さん いちりゅうさい・ていきょう 講談師 東京生まれ。昨年10月に真打に昇進。軍記物、世話物などの古典から、ピアノを弾きながら講談を読む「ピアノ講談」や漫画とコラボレーションした講談など、新しい試みにも挑戦している。現在、4児の母として講談と育児に奮闘中。公演など詳細は、
撮影・青木和義 ヘア&メイク・長網志津子 着付け・小田桐はるみ 文・大澤はつ江 撮影協力・牛嶋神社
『クロワッサン』1120号より
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