高知県内の景気 判断据え置き「緩やかに持ち直し」【高知】
RKC高知放送
日銀高知支店は県内の景気について「緩やかに持ち直している」と判断を据え置きました。 日銀高知支店は13日、11月の金融経済概況(11月中旬以降の統計ベース)を発表し県内の景気について「緩やかに持ち直している」と判断を据え置きました。 県内の個人消費は大型小売店やコンビニが堅調で、新車登録台数や旅行の取扱高が持ち直すなど堅調に推移しているということです。観光は、ことし10月の旅館ホテルへの宿泊客数が前の年の同じ時期と比べて1.6ポイント上回るなど持ち直しているとしています。 一方で住宅投資は住宅着工戸数が前の年を下回るなど減少しています。 名目ベースの雇用者所得は9月の1人あたりの給与総額が速報値で前の年の同じ時期と比べて4.2ポイント上回るなど着実に増加しているということです。 先行きについては企業・家計とも所得から支出への前向きな循環が続くもとで緩やかに持ち直していくとみられるとしています。