楽天・荘司康誠、300万円減の2700万円でサイン 不本意な1年も「気持ちを来年に向けてやっています」と巻き返し宣言
楽天の荘司康誠投手が21日、仙台市の球団事務所で来季の契約更改交渉に臨み、300万円減の年俸2700万円でサインした。 立大から入団して2年目だった今季は早川と並ぶ先発ローテの一角として期待されたが、度重なるコンディション不良の影響で1軍での先発は計7試合にとどまり、白星も4月29日のロッテ戦(ZOZOマリン)で挙げた1勝のみ。4敗を喫して、防御率も6・98と低迷した。今季の1軍最終登板となった7月28日のロッテ戦(楽天モバイル)後は翌29日に出場選手登録を抹消され、9月2日に右肘のクリーニング手術を受けた。 不本意な内容だった1年を「苦しかったというか、自分でもどうしたらいいか分からないことが多かった」と振り返った右腕は「今は気持ちを来年に向かってやっています」と巻き返しを宣言。右肘は8、9割程度の強度で60~70メートルのキャッチボールができるまで回復しており、「少しでも進化して戻ることが大事と思っている。しっかり(周囲と)相談しながらやっていけたら」と今後のプランを示した。(金額は推定)
中日スポーツ