そんなバナナ!「おぼっちゃまくん」インドで新シリーズ始動、テレ朝と共同制作
小林よしのり原作によるアニメ「おぼっちゃまくん」の新シリーズが、テレビ朝日とソニー・ピクチャーズ・ネットワークス・インディアによって共同制作される。新シリーズは来春、インドのキッズ専門チャンネル「SONY YAY!」で放送予定だ。 【画像】アニメ「おぼっちゃまくん」より。(他3件) 1989年から1992年までテレビ朝日系列で放送されていたアニメ「おぼっちゃまくん」。新シリーズ制作は、インドのキッズチャンネルで「おぼっちゃまくん」が人気を博し、新シリーズを熱望する声が上がったことに端を発する。シナリオはかつて「おぼっちゃまくん」を手がけたシンエイ動画が担当し、アニメーション制作はインドで進行。1話22分が26話分放送される。 さらに新シリーズの放送に先がけて、去る10月21日にフランス・カンヌで開催されたテレビ・映像コンテンツの国際流通マーケット「MIPCOM CANNES 2024」ではワールドプレミア上映を実施。いくつかのエピソードが上映されたのち、テレビ朝日とソニー・ピクチャーズ・ネットワークス・インディア、インドのアニメスタジオであるグリーン・ゴールド・アニメーションとのトークセッションも行われた。 「おぼっちゃまくん」は良家の子女が通うエリート校に転校してきた世界的大富豪「御坊財閥」の跡取り息子・御坊茶魔の“華麗にて波乱なる日々”を、ぶっ飛んだスケールとギャグを交えて描いた物語。原作は1986年から1994年まで月刊コロコロコミック(小学館)で連載され、「おはヨーグルト」「そんなバナナ」などの“茶魔語”も相まって、当時大ブームを巻き起こした。 (c)1986 Yoshinori Kobayashi/TV Asahi