声優・南條愛乃「東京の紫陽花」を撮るときの悩み
写真を撮ることにこだわりを持つアーティストや俳優・声優による連載「QJカメラ部」。 【写真】南條愛乃が撮影した「珍しい紫陽花」 日曜日は、テレビアニメ『ラブライブ!』『戦姫絶唱シンフォギア』などに出演する声優の南條愛乃が担当。 ポラロイドや一眼レフで日々の写真を撮り溜めている彼女。そんな「カメラ好き声優」南條愛乃が、日常の中で、ついシャッターを切りたくなるのはどんな瞬間なのか。
東京の紫陽花
宣言どおり、今週も紫陽花となりました。笑 ひと口に紫陽花といっても、咲いている背景によって雰囲気もガラリと変わりますね。 都心のあたりは、公園とかに咲いているか、道の傍らに咲いていることが多くて、ドアップで撮らないと、ほぼほぼビルだったり車道だったりが写り込んできます。 けど、最近はそれもまたいいかな~と思うようになりました。 どうせ撮るなら自然にあるように、きれいに、都心じゃない場所にいるように撮りたいって思ってたんですけど、ビルとか車道が写り込んじゃう場所で生活しているのが本当の日常の姿であり景色で、きれいに自然の中に咲いている紫陽花を目にする方にとっては、むしろ新鮮に写るのかも?とか。 自分の日常を切り取るって意味では、そんな写り込みもいいのかな、と。 ただ個人的に、あの場所だ!ってわかる写真を撮るのが苦手なので、結局アップの写真が多くなってしまいますが。笑 掲載するしないは置いといて、思い出用にまわりの風景も写った写真をもっと撮っていきたいな~と思うようになりました。 見返したときに、おもしろかったりもしますしね!
撮影・文=南條愛乃