【新日本】「G1出場者決定T」決勝進出タイチが会社を猛批判「若手の抜てきだ?ふざけんな!」
<新日本プロレス:後楽園大会>◇3日◇東京・後楽園ホール タイチ(44)が19分26秒、ブラックメフィスト(相手を逆さ向きに担ぎ上げ、足をマットに投げ出すように後方に倒れて相手の後頭部をマットにたたきつける技)でTJP(39)から3カウントを奪って勝利。ボルチン・オレッグとの「G1クライマックスBブロック出場者決定トーナメント決勝」(5日、東京武道館大会)にコマを進めた。 しかしバックステージでは、G1“予選”からの出場を余儀なくされたことに対する不満を大爆発させた。「若手の抜てきだ? ふざけんな! 若手だらけでやりたいなら、最初からやれよ。若手だらけで会社が潤うってんだったら、とっととそうなってんだろ、昔から。ふざけんじゃねえぞ!」と、自分を本大会から出場させなかった会社を猛烈に批判した。 その上でタイチは今後、長州力の持つ最年長優勝記録(1996年、44歳8カ月)を塗り替えることを目標にすると宣言。一方、“予選”決勝で対戦するボルチンに向かっては「おめえには分かんねえプロレスの技術、こっちは20年以上積んできてる。そっちはたかが1年か2年そんなもんだろ。お前に初めての挫折を味わわせてやるよ。(スピード優勝した)相撲界の大の里になろうと思ってるのかもしれねえけど、俺が阻止してやる。ベテランの“現十両”が阻止してやるよ」とすごんだ。