水揚げ激減ホタテ漁師が窮状訴える 青森市
RAB青森放送
水揚げが激減している陸奥湾ホタテです。青森市のホタテ漁師たちが西市長に窮状を訴えました。 ★青森放送 菅原厚 「これから漁業者のみなさんと西市長による話し合いが行われます どんな話が出るのでしょうか」 意見交換会には青森市と後潟の2つの漁協から19人が参加しました。青森市漁協では去年、高水温の影響で9割の稚貝がへい死するなど壊滅的な被害を受けました。 ★漁業者 「うちらの漁場では水深20メートル前後です いまの状態ではホタテ養殖は不可能ではないか」「母貝をもっと増やすために青森市で地まきをやるというのは非常にいいと思います」 青森市管内の水揚げは5月までで324トンといつもの年の20分の1以下と大きく落ち込んでいます。 ★青森市 西秀記市長 「なるべく水温の影響を受けない場所で育てるとかホタテ以外でもしっかりとした品目として成り立つようなものを見つけてくるとかそういったことを考えていきたい」 青森市は漁業を継続するための環境面と生活面で漁業者を継続して支援します。