朝日生命から代理店に出向の複数社員、他社の契約者情報6万2000件漏えい…自社や子会社に
朝日生命保険は28日、保険代理店に出向していた複数の社員が、他の保険会社の契約者情報を自社と子会社のなないろ生命に流していたと発表した。情報漏えいの件数は計約6万2000件に上る。
情報漏えいが確認されたのは、代理店「エターナル」「FEA」「ライフナビパートナーズ」の3社。出向中の社員が契約者名や証券番号などの契約者情報を持ち出していた。朝日生命は「代理店の販売動向の把握が目的」と説明し、営業活動への使用は確認されていないとしている。
朝日生命は9月、同様の情報漏えいが約500件確認されたと発表していた。