【動画】道頓堀グリコ5代目看板消灯から1週間。現在はシートで覆われ6代目工事中/大阪
17日に16年の歴史に幕を閉じた大阪市中央区道頓堀にある「グリコ5代目看板」。その消灯からちょうど1週間たった24日午後に場所を訪ねてみると、看板は白い工事用のシートに覆われていたが、近くの戎橋では、その様子を写真におさめる人の姿も多く見られた。
見物人「これは今しか撮れない光景」と写真
同5代目看板は、リニューアルのため16年の歴史に幕を閉じ点灯を終えた。両手を広げたおなじみの「ゴールインマーク」を中心に、通天閣や大阪城、海遊館や京セラドーム大阪など大阪を象徴する建物が描かれていた。ネオン管は4460本使用されていたが、6代目はLEDが使用されるという。 また、2003年には大阪城や通天閣などとともに「大阪市指定景観形成物」にも選ばれ、まさに市民らにも認められた「大阪名物」として人気を博していた。
次はどんなデザイン? 市民ら高まる期待
24日夜も道頓堀は多くの人でにぎわっていたが、看板が点灯していないせいか少々暗くも感じる。工事現場に向かって携帯電話で写真を撮っていた大阪市内の女性は「これは今しか撮れない光景」だからと静かにシャッターを切る。また、四条畷市から来た女性は「グリコさんの看板がついてない。けど、その隣の雪印さんとか改源の看板もきれいやね」などと言いながら写真を撮っていた。 リニューアル工事は消灯後の18日から行われており、秋ごろには新しい「6代目看板」が登場する予定。看板を見ていた大阪市内の30代の男性らは「次のデザインが気になる。なにが載るんか通天閣とかまた載るんかなあ?」「旬なもん言うたらUSJのハリーポッター? ハルカスか?」などと談笑しながら、この工事風景を写真におさめていた。