八戸高専で ”飲酒運転防止講座” 青森県内で1日1件近いペースで発生
青森朝日放送
飲酒運転根絶の機運を高めようと、八戸工業高等専門学校で講座が開かれました。 講座には、飲酒可能な二十歳以上を迎える学年の5年生160人ほどが参加しました。八戸警察署の警察官や「八戸モータースクール」の担当者などが講師を務め、学生たちが飲酒運転に関する法的知識やアルコールの体質判定を通じ、幅広く理解を深めていきました。 飲酒をすると、アルコールの影響で脳がまひした状態になり、正常な判断能力や注意力が低下し、重大な交通事故を引き起こす危険性が高まります。 県内では2023年、飲酒運転の検挙件数が349件と1日1件に近いペースで発生しています。 【学生】 「飲むと(顔が)赤くなるので、思っていた通りが出ました」 「飲酒運転は絶対しちゃ駄目だし、自分が飲む量もしっかり考えてこれから飲んでいきたい」 【学生】 「酒飲んだら絶対運転しようとは思えないですね」 この講座は、飲酒運転根絶の機運を高めることを目的に、2018年度から市内の事業所や官公庁、町内会などで開かれていて2024年で7年目となります。