樫山文枝(左)とともに表彰を受けた尾野真千子

　女優の樫山文枝（82）と尾野真千子（42）が9日、都内で行われた「第50回放送文化基金賞　贈呈式」に出席した。 【写真】始球式に登場した尾野真千子 　放送文化基金賞は、毎年優れた番組・コンテンツや人物、グループなどに同賞を贈っている。50回目の節目となる今回は「放送文化基金50周年記念賞」も設け「NHK連続テレビ小説制作班」が受賞した。 　毎朝15分、これまでに110本の作品を届けてきた〝朝ドラ〟。この日はこれまで出演してきたヒロインたちを代表して1966年度放送の「おはなはん」から樫山、2011年度放送の「カーネーション」から尾野がゲストとして登場した。 　樫山は「110本も続いてきたということはすごいことだと思っています。あの1年間は宝物。光栄に思っております」と当時を振り返った。 　一方の尾野は、撮影時の思い出を「きつかった（笑）」とひとこと。続けて「夢でした、朝ドラに出る事が。大変でしたけど、人生も世界も変わって、こんな大変な思いをしてよかったなって思いました」と目を細めた。現在放送中の「虎に翼」では語りを務めている尾野。「伊藤沙莉が頑張ってドラマを演じておりますので、いち視聴者として毎日楽しみに見てます」と言及した。 　同賞は女優でユニセフ親善大使の黒柳徹子らも受賞している。