公式練習で調整する三浦（左）と木原（撮影・河田真司）

＜フィギュアスケート：グランプリ（GP）シリーズ第4戦NHK杯＞◇8日◇東京・代々木競技場第一体育館◇ペア公式練習 　GPシリーズ第1戦スケートアメリカで23年世界選手権以来1年7カ月ぶりの金メダルを獲得した「りくりゅう」こと三浦璃来（22）木原龍一（32）組（木下グループ）が、当日の公式練習で最終調整を行った。 　本番の衣装に身を包み、リフトやスピンなどを確認。曲かけ練習では、サイドバイサイドの3回転トーループを着氷させるなど上々の仕上がりを披露した。終始リラックスした様子を見せ、笑顔でリンクを後にした。 　7日の前日練習では、2季ぶりの日本開催の競技会に向け、木原は「また日本の皆さまの前で演技できることをうれしく思いますし、感謝して滑りたい」と意気込みを語っていた。 　ペアショートプログラム（SP）は8日午後2時35分開始。最終滑走の三浦、木原組は、同3時34分に出番を迎える。 　GPシリーズは10月から11月にかけて6週連続で6大会が行われ、各選手（組）最大2大会への出場が可能。順位に応じたポイントの合計で競い、上位6人（組）が12月に開催されるGPファイナル（フランス・グルノーブル）に出場する。