住み続けられるまちに 防災の重要性発信 ふくしまSDGs未来博 福島県郡山市で開幕、21日まで
国連の持続可能な開発目標(SDGs)を学ぶ「ふくしまSDGs未来博」は20日、福島県郡山市のビッグパレットふくしまで開幕した。21日まで80超の団体がSDGs実現に向けた取り組み、防災の重要性を発信している。 20日は企業や自治体、学校がブースを設置し、自然環境の保護や食料の有効活用などに向けた活動を紹介した。県や国土交通省福島河川国道事務所が土砂災害のメカニズムについて模型を活用して解説した。 ステージでは、さまざまなイベントが繰り広げられた。郡山商高チアリーディング部がダンスパフォーマンスを披露。「風とロックCARAVAN福島」の音楽ライブが催された。 会場には能登半島地震の募金箱を設置した。被災者支援への協力を呼びかけ、義援金を募った。 21日にはお笑いトリオ「安田大サーカス」の団長安田さんが阪神大震災の被災経験を語る。通販会社・夢グループの石田重広社長(福島市出身)と夢グループ所属歌手保科有里さんが歌とトークを披露する。
ふくしまSDGsプロジェクト推進コンソーシアムの主催。入場無料。午前9時30分から午後4時まで。