【陸上】男子60m木梨と岡崎が同タイムV 走幅跳は津波、三段跳は宮尾が制す/日本選手権室内
◇第107回日本選手権・室内競技(2月3、4日/大阪城ホール)2日目 日本選手権・室内競技の2日目に行われ、男子60mは木梨嘉紀(順大)と岡崎隼弥(アスリートリンク)が6秒61の好タイムで1000分の1秒まで同タイムで2人優勝となった。 【動画】走高跳・髙橋渚が自己新の1m86!美しい弧を描く圧巻のジャンプを披露 岡崎が抜け出すなか、木梨が怒濤の追い込みで並んでフィニッシュ。岡崎は「勝ちきりたかったのは本音ですが、全国初タイトルは素直にうれしいです」と笑顔を見せる。木梨は「追いつけたとは思わなかったのでビックリしました」と語った。 なお、木梨は妹の木梨光菜(倉敷中央高2岡山)が前日のU20女子60mハードルを8秒45で優勝。普段から毎日のように連絡を取り合うほど仲良しだといい、「昨年は妹が決勝で転倒、僕は決勝をケガで棄権していたので、2人で優勝できてリベンジできました」と笑った。 女子走高跳は髙橋渚(センコー)が日本歴代8位タイの1m86に成功。同走幅跳は竹内真弥(ミズノ)が自己記録に1cmに迫る6m29で優勝した。 男子走幅跳は東京五輪代表の津波響樹(大塚製薬)が7m83でV。「ちょっと物足りないですが感覚は悪くなかったです」と言い、2大会連続五輪出場へ弾みをつけた。同三段跳は宮尾真仁(東洋大)がセカンドベストの16m17で制している。 女子60mは鶴田玲美(南九州ファミリーマート)が7秒38で、兒玉芽生(ミズノ)、君嶋愛梨沙(土木管理総合)を抑えて優勝した。
月陸編集部